旅行の行きは綺麗にパッキングできていたのに、帰る直前になって「お土産を買ったらスーツケースが閉まらない!」と空港やホテルのロビーで慌てて荷物をひっくり返す光景をよく目にします。今回は、旅の最後までスマートに楽しむための、お土産スペースをあらかじめ確保する「逆算パッキング術」を解説します。
最も重要なルールは、「行きの時点でスーツケースの3割は空けておく」ことです。荷物を詰める際、隙間なく完璧に敷き詰めて出発してしまうと、現地で買ったお土産を入れるスペースが物理的にゼロになってしまいます。最初から「このエリアはお土産用」と決めて、空欄のまま出発する心の余裕を持ちましょう。
どうしても行きから荷物が多くなってしまう場合は、「現地で捨てるものを持っていく」という方法が有効です。古くなった下着や靴下、ヨレヨレのTシャツなどを旅行に持参し、現地で着用した後にそのままホテルのゴミ箱へ処分(またはリサイクル)させてもらいます。これにより、帰る頃にはスーツケースの中に大きな空きスペースが誕生します。
さらに、万が一のための「ポケッタブル仕様のボストンバッグ(キャリーオンバッグ)」をスーツケースの底に1枚敷いておくのがプロの定番です。お土産が想定以上に増えてスーツケースに入り切らなくなった場合、このバッグを広げてお土産を詰め、スーツケースの持ち手(キャリバー)に固定して一体化させれば、移動の邪魔にならずに手荷物として機内に持ち込めます。
「帰り道」までが旅行です。事前の逆算パッキングで、大切な人へのお土産や自分へのご褒美をたくさん抱えて、気持ちよく家路につきましょう。

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